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深海ザメのメガマウスらしき魚が高知で捕獲されるも確認前に逃げ去る。 [動物]

 4月1日、深海ザメの「メガマウス」とみられる魚が
高知県室戸市室戸岬町の三津大敷組合の定置網にかかりました。
翌日の2日に大阪市の水族館に引き渡す予定でしたが、その前に
網から逃げ出してしまいました。収容のために現場に来た
水族館の担当者は「捕まえてみたかった」と残念がりました。

s-dscf0893.jpg
http://matome.naver.jp/odai/2139942264862227301/21...


 メガマウスは、その名前が表すように巨大な口が特徴。
しかし、生えている歯は非常に細かく、ジンベイザメなどと同様に
プランクトンが主食です。捕獲例が少なく、生態はよくわかっていません。
2001年現在、捕獲例は全世界で50例ほどありますが、そのうち
13例が日本にあり、以外に日本での捕獲例が多いんです。

 最近は東京湾の海底谷でも発見され、この付近に生息あるいは
繁殖地があるかもしれないと期待されてもいます。

 メガマウスはネズミザメ目メガマウス科に属し、この一種のみで
科の下の分類であるメガマウス属を構成しています。

 太平洋やインド洋など熱帯から温帯の水深200m付近の深海に
生息しています。

 大きさは最大で全長7mほどで、その姿は普通のサメとは異なり
巨大な丸い頭部を持ち、全体的な印象は巨大なオタマジャクシ
のような印象を受けます。

 ほとんど生きて動いている姿を目撃されたことがないので、
無事に水族館に運ばれていたら、かなり珍しい展示になった
ことでしょう。非常に残念ですね。
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